Mentor 実践的な経営企画とは

毎年開かれる渡邉美樹社長(写真左)をはじめとするワタミ幹部たちによる慰労会にて。翌1996年、ワタミは株式店頭公開を果たす。
今現在、仕事に取り組んでいる自分を振り返るとき、ワタミ時代に鍛えられたおふた方の顔が浮かんできます。おひとりは、現在、企画工学研究所の社長をなさっているかせだしんいち氏。仕事を進めていくにあたって、常に「それはなぜか」とその時々にやっていることの意味を問われ続けました。答えに詰まることもしょっちゅうでしたが、答えを求め続ける姿勢から、曖昧さを許さない論理的思考や判断の大切さが学べたと思っています。もうおひとりが、ニーズウェルの社長をなさっている佐藤一男氏です。佐藤氏にはワタミの事業計画書を策定するにあたって、多大な教えを請いましたが、中でも「数字の裏付けのない計画はない」ということを厳しく指導されました。この事業そのものへの意味の問いかけと、実行にあたっての数字の裏付けをとることは、企業経営とは何か、実践的な経営企画とはどのようなものなのかを学ぶいい機会になり、今の仕事を進める上での糧となっています。
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