1996年の設立以来、現代社会が必要とするイノベーティブな
ベンチャービジネスを世に送り出し、連続的に立ち上げた4つのファンドは すべて高率のキャピタルゲインを獲得し続けている。 そして今、いよいよ、真のグローバルな展開、 海外での投資に積極的に取り組もうとしている。 interviewer:森本紀行(ベンチャー座アドバイザー、HCアセットマネジメント代表取締役社長)
インタビューを終えて真に社会が必要とする産業を育成するという、ミッションそのものがひじょうにドメスティックなものであるベンチャーキャピタル。1996年の設立時、みずからの屋号にグローバルの名を冠したのは、そこに、卓越性、先見性、そして何よりも進取の気概を込めたものであろう。しかし、輝かしいトラックレコードを残してきたこの10年の間、産業そのものが劇的な変質を遂げ、グローバル化が大きく進行し、ベンチャーキャピタル自体のグローバル化も時代の必然となっている。「ヒト・モノ・カネ、そして"知"が集まる」という東京のローカリティに立脚してグローバル展開を図ろうとするグローバルベンチャーキャピタルのスタンスに、ベンチャーキャピタルの本質的変革を見る思いがするのである。(森本紀行)次号第3話(5月3日発行)は、グロービスキャピタルパートナーズの仮屋薗聡一さんが登場いたします。 |