僕が日本で本格的に事業を始めた2000年頃は、まだまだ規制緩和が進んでおらず、ジャスダックもそれほど機能してはいませんでした。ベンチャーキャピタルにとっては、あまり恵まれた環境ではなかったわけです。しかし、ずっと日本のベンチャーにこだわり続けてきて、今は正解だったと思っています。
サンブリッジは一般的にはベンチャーキャピタルと呼ばれていますが、単に投資をしていくら儲けるかだけを考えている会社ではありません。ひと言で言うとサービスカンパニーだと思っています。投資するだけではなくビジネス上のサポートをすることで、企業を成功させたい、経営者を成功させたいと思っているのです。。僕が子供の頃から両親に教わった「人のために役に立つ」という思いを僕なりに形にしたものでもあるのです。
またサンブリッジは日本のためにも役立つ会社でありたいと考えています。日本のベンチャー育成システムとして一定の役割を果たしていきたいと願っていますし、それ以外にも、日本社会にどのように貢献できるだろうかということを常に考えています。 |