私は投資に関して長年「国際分散投資を」とお客様に言い続けてきました。しかし私個人ではエル・ピー・エル日本証券に1億7,000万円ほどまとめて投資をしています。人様には分散投資と言いながら、一つの所にこれだけ投資しているというのもおかしいものですが、私はこのエル・ピー・エル日本証券を公開にもっていくということを考えています。その可能性はかなり高いと信じています。
起業というのは価値の創造、社会に新しい価値を付け加えていくことです。自分だけが儲かるビジネスは長続きしませんが、消費者の立場に立ったビジネスなら必ず消費者から承認され、成功します。独立する人、起業する人には、自分を信じて必ず成功するのだという確信を持ってビジネスに取り組んでほしいと思います。
ビジネスの種を探している人には、これは私の経験則ですが、自分がおもしろいと思うこと、興奮することの中には、必ず新しいビジネスの芽があると言いたいですね。それに、起業については年齢も重要な要素だと思っています。私は起業の最後のチャンスは30から35歳ぐらいではないかと思っているのです。私は35歳で起業しましたが、そういう点から言えばラストチャンスを生かしたのかなと思います。
次号(11月1日発行)は、エス・アイ・ピーの斎藤篤さんが登場いたします。 |