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Front Interview
法政大学名誉教授 法政大学学事顧問 清成忠男

1933年、東京に生まれ、戦中・戦後の混沌とした時代状況の中で、
価値観の大きな転換を目の当たりにした少年期—。
その時の経験が、やがて既存の権威や通念に対する疑念となって、
学究の徒として進むべき道の礎を築いていく。
1956年、東京大学経済学部を卒業後、国民金融公庫に職を得る。
そこで高度成長期に起こりつつある新たな起業の動きと遭遇、
大がかりな調査の末、そこに日本の新しい企業活動の勃興を見い出し、
“ベンチャービジネス”という言葉として定義し、その存在を世に問うた。
“ベンチャー”という言葉の生みの親として、
企業研究の先端で日本の“今”と向き合ってきた半生。
それは、自身がまさにベンチャー精神に富んだ研究者として、
現場主義を貫き、常に現実世界に目を向けながら歩き続けてきた証でもある。

 

第1話 第2話
第3話 第4話

プロフィール 大学プロフィール
名前   清成 忠男
よみがな きよなり ただお
生年月日 1933年2月19日
出身地 東京都
最終学歴 東京大学経済学部
職歴 1956年/国民金融公庫入社
1972年/法政大学経営学部助教授
1973年/法政大学経営学部教授
1986年/法政大学経営学部長
1996年/法政大学総長
2005年/法政大学学事顧問
名称   学校法人法政大学
設立年 1880年
所在地 市ケ谷キャンパス
東京都千代田区富士見2-17-1 〒102-816
多摩キャンパス
東京都町田市相原町4342 〒194-0298
小金井キャンパス
東京都小金井市梶野町3-7-2 〒184-8584
教職員数 663名(2007年4月1日現在)
創立理念 「進取の気象」をもって法律の運用を担い、社会を開く高度な法技術者を養成する
ホームページ http://www.hosei.ac.jp

沿革
1880年 東京法学社(講法局・代言局)設立
1881年 東京法学社の講法局を独立させ、東京法学校となる。(主幹 薩埵正邦)
1886年 日仏協会の前身である仏学会によって東京仏学校設立。
1889年 東京法学校と東京仏学校とが合併して、和仏法律学校と改称。
1903年 専門学校令により財団法人和仏法律学校法政大学と名称を改める。
1920年 大学令により初めて私立大学の設置が許可され、財団法人法政大学となる。
1951年 私立学校法により学校法人法政大学となる。新制大学院(人文科学研究科・社会科学研究科)を設置。

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