企業がオープンソースソフトウェアを利用する場合に、いかにコストをかけずに、簡便に使えるようにしていくかというところに、私たちに課せられたミッションがあります。それぞれのビジネスには複数のプロセスがあり、同じプロセスだとしても、実際にはそのプロセス自体が、それぞれの業務・業態などに応じて高度にカスタム化されており、そこに特有のプロセスが無数に存在します。
そのプロセスに内在する問題や課題の解決を手助けできるようなソフトウェアを提供することが、いわゆる「ソフトウェアのロングテール」をマスの市場においても使える環境を作り出すことになり、それが私たちの取り組むべきミッションなのです。
そのためには、オープンソースのコミュニティに存在する多くの優秀な開発者、世界中のソフトウェアのベンダー、パートナー企業と力を合わせることが必要です。そして、簡単ですぐに使えるソフトウェアを、短期のソリューションツールとして市場に展開していくことがスパイクソースに求められていることであり、進むべき未来の方向性であると考えています。
次号(2008年3月5日発行)は、さわかみ投信株式会社の澤上篤人さんが登場します。
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